素敵なあの人
数年前、８０歳の素敵な人を見た。
なぜ年齢を知っているかと言うと、年齢確認する仕事をして
いたので（＾＾；）
その人は背筋がピンとして、服装も化粧も若い人に媚びてなくて
でも、年相応でも無く、さりげないオシャレでその人らしいとでも
言うのだろう。
と言っても、その人の何を知っているかと言うと、年齢しか
知らない訳だけど。
小脇にファイルケースを抱え、サバサバした態度で応対し
歩き去っていった。
小気味良い。
まさにそんな感じ。
年齢を確認した時、思わず二度見三度見してしまった。
本当にこの年！？
凄く素敵な人
私にもいずれ訪れるであろうその年齢に、そんな素敵な年の重ね方が
出来るであろうか？
出来たい！
なるのだ！！
って気持ちで日々を過ごそう。
時にそんな決意を忘れてしまいそうではあるけど
様々な仕事先で、素敵な人を見つけては、自分にハッパをかける。
私の恩師だって負けてない！！
私には恩師と呼べる人が４人いた。
残念な事に、もうみんな他界してしまい、
会う事も話す事も出来ない。が、思い出は褪せる事なく
ずっと心に刻まれている。
小学１〜2年の担任の K先生
小学５〜６年の担任の K先生
ピアノと音楽担当の K先生
（笑 全部K先生。でも別人）
一番尊敬し影響を受けたのは、中学の英語担当のF先生。
F先生はとても厳しく、優しく、そして可愛かった。
今では体罰と言われてしう様な叱り方もあったけど、、
2年生の時、英語の暗唱大会というのがあって
毎日毎日、発音や喋り方のレッスンをして
何度泣いた事だろう、、、、、
もう嫌だ！！ やりたく無い！！
でもやるからには頑張る！！！
県大会まで行って、結構良い成績を残し、新聞にも載った。
今でも（すっごく大昔の事だけど）
忘れられないフレーズはある。
ずっとお亡くなりになるまで、先生方と賀状交換して頂き
お互いの近況を知らせ合っていて、特にF先生は毎年裏面に
ちっちゃな文字がビッシリ。
この一年何をやっていたとか、今何を勉強しているのかとか
書いてあって、刺激をもらっていた。
たまたま２５年ぶりくらいに出先で逢った時は
嬉しくて、思わずハグしてしまった。
ずっとF先生みたいになりたいと、いつまでも挑戦する人
でありたいと。
